コンサルティングを始めた理由

私自身の経験

私自身、孤独な社長として社内に怒りを感じ、意思疎通ができず社員の9割が一斉に退社した経験があります。プロフェッショナル業のトップ依存は要注意。多くの医院様と一緒に笑い・悩み・怒り・泣き・また笑い、永いお付き合いをしていきたいと考えております。特に法人化を考えているお客様は将来「いつ」「何を」「どうすればよいか」に漠然と疑問を感じている方がほとんどでございました。そのような方に他の成功されたクリニック様の事例をもとに院長先生のプラン作りのお手伝いをできれば幸いです。


例えば、納得の意思決定で医療法人化する場合

当社の利益目的で医療法人設立をおすすめすることはありません。コンサルティング時に法人化をやめた方がよいと思った場合、その旨正直にお伝えします。

私自身、最初の医療法人設立は、税理士の紹介案件でした。なんとか医療法人化してほしい。依頼者の依頼通りに、ミスなく正確にそして、早く医療法人化手続きを行いました。依頼者にもそれはそれは感謝していただきました。その時の私は、ミスなく早く正確に医療法人設立手続きを完遂できたことにほっとしました。
しかし、医療法人設立してから半年後、院長様がおっしゃったんです。「医療法人って、デメリット多いね…」「社会保険料ってこんなに高いの?医師国保は医療法人化したら使えなくなるんだ…。このままだと、ハローワークでの求人もできなくなるし余計な求人コストがかかるね。」青ざめたと同時に、それは税理士さんと話してたんじゃないの?と思う始末。

ここで私は肝に銘じました。医療法人設立手続きを「ミスなく早く正確に」は当然のこと。お客さまの医療法人化をお手伝いする際には、社会保険・生命保険・税金・行政手続きコスト等様々なことをじっくり検討する時間を持とうと心にきめました。また、当社では医療法人化の素晴らしさ・医療法人を作ることの素晴らしさだけを説明してむやみに医療法人設立をおすすめすることをやめました。

たしかに、医療法人をすすめれば私たち行政書士にとってはビジネスになります。医療法人設立代行・その他各種手続き代行によって報酬が入ります。しかし、その人の人生にとって医療法人設立というのは一生に一度です。一生に一度の法人化、あんなに手間とコストをかけて失敗してほしくないんです。

当事務所は医療法人化のデメリットをあえて、詳しく説明したいと考えています。それが、お客様のためになると信じているからです。

STRESS こんなストレスを抱えていませんか?

  • 会社のお金の流れが不鮮明で、財務状態の良し悪しの判断がつかず、漠然と不安がある。
    (例)売上は多いほうだが思ったよりお金が残らない。人件費が過大なような気がする。勤務医を採用してモトがとれるのか。 等
  • 顧問税理士の話は言葉が難しくて意味が分からないし、何を質問していいのかも分からない。
  • 目の前のことで忙しい。今すぐやるべき業務におわれて中長期の会社のビジョン・ミッションが未整理。過去の経験からの即決判断になりがち。
  • 自院の全体像を把握しているスタッフがいないため、院内の課題や将来プランを院長がすべて考えなくてはならない。しかし、忙しくてできない。場合によっては雑務も院長が行っていることも。
  • 長期戦略思考よりも短期戦術思考(自費率UP、求人応募者UP、リコール率UP等)になりがち。
  • 医療法人設立後に、「いつどの時点で」「何をどうすれば」メリットを最大化できるのか?1期終了後や院長勇退後までの医療法人の効果的運用法が良く分からない。

VISION このような視点で解決をお手伝いします

ワクワク
起点は、マーケティングや財務などの問題点ではなく、院長の望みであるビジョン(義務ではなくワクワクからスタート。)院長も従業員も目の前の業務に追われて疲弊するのではなくとにかくワクワクからスタート。院長も従業員も月曜日にワクワク行きたくなる場所に。

コミュニケーション
立場の違いと極限の忙しさからくる短期・長期のコミュニケーション不足からくるギャップが埋まれば、組織はビジョンに向かって加速する。

キャッシュフロー
院長だけでなく社員も会社のお金の流れをざっくり把握することで、「どう頑張れば報われるのか」が分かり、院長の視点に近づける。その結果、院長の人へのストレスが軽減する。

社長の次に、会社の課題を把握。
社長が思いつき・感覚で処理している状況を整理し、意志決定の参考資料作りをします。